旬な時間。
2024年02月29日 癸亥の日。
元旦(甲子)から60日が経った。60番目の日は癸の亥の日である。明日は3月1日の甲子の日である。
珍しいことに、十干十二支の60周期のはじまりが、
列島の1月元旦(甲子)、3月1日(甲子)となり合致する。
区切り良く、おめでたいといいたいところだが、
元旦に震災があった。癸亥の29日前後も神奈川は千葉で揺れ続けている。
3月1日(きのえね)からの60日間はどのような循環をするのか。
3月といえば、暮春のはじめの美しい書がある。
甲骨文字釈:落合博士フォント協力。
歳は癸丑にあり、とはじまる蘭亭序。癸の日にうたい、次の旬(循環)に備えること
その甲骨文字からの重要なことを、書として王羲之は遺してくれている。
それは楽しい歌会であり、音楽は「禱り」とともにある。
※しかし王羲之は甲骨文字をみていないだろう。今ほどの資料は当時は埋もれてしまっていた。
現代でも10日間を旬といい、上旬中旬下旬をふたまわりすると、ちょうど60日となる。
「旬」は3400年前からある発想である。
十干は祖先神として刻まれ、また神具にも鋳込まれている。
現代、十干十二支は年(辰年、巳年)を表すのが一般認識であるが
甲骨文では日にちを示すとことからはじまっている。
その10日間の前日の祭祀=禱りを「卜旬(ぼくじゅん)」という。
本日、2月29日は癸亥にある。
3月1日から新たな60周期に入る。
3400年前の文字と
暦の発想を大切にして。
2024年02月29日 甲骨calendarは必ず癸に徴を付けている。
昨年のカレンダーは「十二支の発想」がテーマであった。
2024年4月はじまりの新しいカレンダーは「辰」の原形「石」
自然から発想する「創造の石」のテーマ。
「創造の石」は、辰の発想そのものである。
去年のCalendarも最後のページへ。
<メモ>
龍神、竜をなめるな。
<メモ>
稽古照今
「しょうこん」と打つと、商魂がでてくる。
ちがうちがう。稽古照今(けいこしょうこん)だよ!
古を稽えて今を照らせ!まったく、さ。どうなってんだよ。
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