木々の間の根源(屯) はじまりの春
動画制作のために、ゆっくり時間をかけていまする。
最初のスタイルを作るまでに、何度も何度も試行錯誤なのだ。
この動画が、伝えわるように完成するのは、いつになるやら…
締め切り作んなきゃ、終わらんぜヨ!、あ、わかってるわかってる。
とりあえず、ブログで途中経過のご報告。
春のうた#1 木々の間の根源(屯) はじまりの春。
さて、
何よりありがたいことに、春分は毎年、おとづれる。
春をはじめるには、その核〔屯〕の部分から。いい花咲かすには、いい種〔屯〕を。
このあたらしい大地に。
芽生えの原点造形は「屯」、いちばん純粋なやつだ。
「純」もっぱら美しい絲。
これからつながる~そこから始まるから
なににも染まっていない。まっさらな状態で良い。
いのちは、きまって間と間から、
木々の間からひょっこりと。
まるで 赤い鳥居を、くぐるように、
木々達の呼吸によって、浄化され育つ。
緑のあいだを抜けて。そう、深い呼吸をわすれずに。
大きく葉をひろげるために。
宇宙の端へ突き抜けるために。
まずは太陽を浴びよう。そういう年(みのり)の始まり。
このCircle循環のシステムは太古の昔から、なにも変わっていない。
文字変遷~春秋の金文で日(太陽の造形)が加えられた。今の漢字「春」にも継承されている。
西周初期は、商代の暦をぶち壊すかのように、春の文字造形は確認できない。
それでも人類はいったりきたり、
過ちに気づいたら、また一から修正して、
やり直せばいいじゃないか。
春秋の視点は、失われては、また、よみがえる。
最初の文化の脱皮がうごめく。ぼくらはいつも過ちを繰り返し、そして学び、忘れては、
また思い出して繰り返す。
ああ
春があってよかった。
さあ、もう一度はじめよう。
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