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103 kotobuki考察

平成31年4月14日(日曜日)太陰太陽暦0310辛巳18

原姿力発想103自然14 寿

書家であれば、わかるでしょ。

めでたい文字は、作品にしたい。

この文字が刻まれている甲骨文。いくつもTraceしたけれど、すればするほど、、、謎は深まる!?ばかり!!!!この文字の起源は奥が深い。。。↓

寿の原初の造形の象形デザインは、金文に至る迄のプロセスから遡り考察すると、器物を鋳る様の象形であるとされる。器物は単にモノを入れることができ保存ができるだけでなく、人類の文明のはじまりにも大きな役割を果たした。器の創造は原始の大文化革命であったであろう。我が国でも縄文土器の豊かな造形に、その原初発想の感動をにみることができる。青銅の時代へ至る前夜、のちの周代初頭においても、青銅器を奉製することは、重要な国家事業であったのであろう。

参考

参考 甲骨の「鋳」水分trace↓

雷や、乙、申との関係は、まだまだ考察すべき点があると思う。

たしかなことは、「寿(鋳)」の原初のカタチは、とても大切なサイ(口)を並べた祭祀儀礼にあったということ。

この器物を鋳る様子は、、その間を流れるような(乙)と、祈りの口(さい)。

青銅器を鋳造することは、それ自体が祈りであり、神聖な祭祀であったのであろう。

その祈りの創造の流れを、このシンプルなラインで表現しているのではないか。銅を流し込む鋳型と実体を分けるため二つの口(さい)が刻まれているのかもしれない。コピーのサイ、分け御霊(御分霊)の儀式である。

なにより、最初の造形の甲骨は「言挙げせず」の最低限のシンプルな造形表現!

めでたさの探究。シンプルなラインに深い言霊の神髄が宿る。

そうだ!

めでたいお祝いのために書を贈ろう。

いい作品ができそう~だ。

原姿力発想103自然14 寿

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