109.She said she said 7-7(如是我聞)×KoToDaMa
彼女はいう。
「死ぬってことがどういうことなのか。
私知ってるわ。哀しいって言葉の意味もね」
如是我聞
かくの如くわたしは聞いた。
そんなこと言うもんじゃない
「子どもの頃を思い出せ、何もかもが
正しかったじゃないか!」
<【如】×古代文字>
【如】[音]ジョ・ニョ [訓]ごとし・しく
[会意]女+口。女は女巫。口は(さい)、祝を収める器の形。巫女が祝を前にして祈る形で、その手をかざして舞う形は若。如・■に従う意があるのは、巫によって示される神意に従うことをいう。〔爾雅、釈詁〕に「謀るなり」とは、神意に諮(と)う意。卜辞に「王は其れ如(はか)らんか」という例があり、巫によって神意を諮う意であろう。神意を受けて従うので、また従順の意となり、「如くす」の意となる。「如何(いかん)」とは、神意を問うことをいう。
[訓義]1.はかる、神にはかる、神意をとう。2.したがう、神意に従う、神意のままにする。3.ごとくする、ごとし、神意に合うようにする。4.しく、およぶ、神意に近づく、ゆく、いたる。5.如何、いかん、神意は何かととう、いかんせん。6.若と通じ、もし。形容語を作る、忽若~忽如。