
読み知らー01生
甲子0521 草木の芽生える生命力。 雑草だって、桜も、菖蒲も、紫陽花も、 向日葵も、彼岸花も、金木犀も、 椿も、梅も、みんな地面から天へ。 さて、甲骨文字書道講義では、たびたび質問にあがるものがある。漢字には書き順がある。甲骨文字はどうなのですか? 答えは、 甲骨文字は、書き順というルールはない。 小学生が漢字を覚えるための書写は、基本的な漢字を習得する目的のお勉強である。教える大人の側の都合である。 書道が学びという学習の枠でとらえればそれまでだけど、書の芸術ということを視野に入れた場合には、書き順をルール化して決めつけるのは面白くない。 生きるを描いてみよう。 従来の上から下、左から右という基本を超えて、わたしは地面から刻む。 そして下から上へ、 見えない部分の根っこのイメージも持って、 太陽をさがす! 生きること。 無理なルールを押し付けないで。 自然なこと。