
090 日 アマテラス世界
平成31年4月1日(月曜日)20190401太陰太陽暦02010125戊辰05 原姿力発想090自然1 日 4月から「自然」の文字を探究します。 先月、3月の草木同様、ほんとうに大切な文字!楽しみだね! 01日02月 03昃(しょく)=ゆうぐれ黄昏 04明05昔06名07夕凪 夙08雲云 09旬 10雨11霊 12申13電14雷15寿16山17草摘み18水19河20災21火22光23赤 24土25基26石27聲28反 29辰30農 地震(12月) 現代でも重要な漢字ばかり! 自然と人工物、これは生命と創造という言い方に変えて365日を二分し考察する。 人類が古来から、その形をどのような目で見て、視点を拡げ、美の対象、祭祀対象としてきたのか。その根源的な発想を文字の造形から読み解く。 先ず太陽! 太陽系 その光がなければ、、、 これがなくては生きていけない。 あまりに用例が多いので、トレースした甲骨文から、 日の文字だけ抜き出した「日:甲骨文字造形」 シンプルな造形。 無為自然 yogaにおいても大切な「太陽礼拝」 水分 原宿エキシビジョン展示 「

<番外編>令和 甲骨文字
令和×古代文字(甲骨文字) 水分雑記。 美しい造形。卩(せつ)は蹲踞(そんきょ)する人の側身系。 かなり神道的な文字である。 甲骨365日では12月に予定していた人の文字「蹲踞」traceを 今回の元号の話をうけて、先に公開↓ この造形デザインの古代のひとの表現の姿は恭しく、自然の恵みを受け取って我々が生きているかのように。※土下座じゃないよ! うたうやしい祈り、そう生き物の中でヒトだけが意識的に感じ取れる仕草である。 原始の甲骨文字に多く刻まれていた文字。 3400年を超えた眞實の姿をどうぞ。 本来の原義は、やはり命令である。それも神、八百万の神々の信託を受けるもの。 のちに、我が国では、奈良~万葉の季節に、その神職の祈りは美しくも見えたであろうか。 「みことのり」を受け「よい」仕草で神々を迎え入れること。年に一度の大歳は例祭と呼び、例に倣う、令(たとえ)にならい、滞りなく無事に斎行されることを「よし」とする。 蹲踞する神職とはどのような存在か。人と神の間を郵便配達する。人と自然を繋ぐ。 万葉ののち、制度があやふやになり、筆をとり書き残すこと、

090聿(書) 甲骨365
平成31年3月31日(日曜日)20190331太陰太陽暦02010124丙寅03 原姿力発想089草木31 筆 31草木の文字ラスト! 「生」から始まった草木の文字。甲骨には草木に関連する文字がたくさん刻まれている。 干支では「未」が、伸び往く草木。人間の未来、そう、 自然との付き合い方の中で、いかに草木が大事!であったかが感じることができる。 今月は、草木。 生えてくるもの、 筆も生きている。毛である。 最後に、原初の筆の文字をtrace! <目で見て書して、口で音読!これ大事なり> イメージが深い場所で広がる「書(聿)」の原点! 以前の展示会では、書の文字を、掛け軸いっぱいに刻み創作した。 伸ばした筆! 歴史ある書の宇宙。 そのテーマは万葉の、言霊のうた。 NHK 古代文字祀り むらかみすいぶん展示会にて。 掛け軸 右から「書」「万葉(言霊のうた)」「喜」 そして蓺、ARTは、草木の呼吸とともにあった。蹲踞するひと、彼は、生き生きとした草木を手にしている。 参考:尹 攸 番外編:書 筆、建国 原姿力発想089草木31 筆 了。 むらかみすいぶ

089盡 甲骨365
盡す 筆関連文字 平成31年3月30日(土曜日)20190330太陰太陽暦02010124丙寅03 原姿力発想089草木30 盡(尽) 尽くす系?、省略しないで。笑 しっかり盡くしたい! 言霊の神さま。こころ盡し、盡すということ。 甲骨文字をtraceすると、文字造形のシンプルさ、それを継承していく知恵を楽しめる。 深い器の中を洗う、その器は神聖な祭祀に使用する「器」 細い木の枝のような棒(聿)を入れ、 水を加えて器中を洗滌(せんでき)する。大切な器の禊(みそぎ)を示しているようだ。 原姿力発想089草木30 盡(尽) 了。

088 竹 甲骨365
平成31年3月29日(金曜日)20190329太陰太陽暦02010123乙丑02 原姿力発想088草木29 竹 竹は古代から大切にされてきた。古典では竹取物語。楽器では尺八。 垂れ下がった竹の葉っぱの表現は、水墨画でも印象的に描かれる。 竹簡、木簡に文字は書かれ筆も生れる。 のちの書文化に大きな役割を果たした。 甲骨文字から竹と古代人との対話を想像するのもたのし。 以前、ご奉仕させていただいた鎌倉のお宮:葛原の小山の裏の山では、たくさん捕れる竹のこ。根っこが下部で繋がっている。ひとつ掘り当てると、どんどんとれる!!! ※金文の字形は、根っこで繋がる。 SS金文はタケノコが地面の下で繋がっていることを示す(二)が鋳込まれている。地面の奥まで描く、その観察力と表現。これが古代人の探究、自然との付き合い方であった。 そう、ちょうど、これからの時期 4月になるとっ、たけのこ御飯!美味しい! 原姿力発想088草木29 竹

087楽 甲骨365
平成31年3月28日(木曜日)20190328太陰太陽暦02010122甲子01 原姿力発想087草木28 楽 本日、甲子の日。あたらしい60日間のはじまり。 歳もひとつとったし、ちょうどいい。 草木の文字28文字目、甲骨365日87文字目は「楽」の文字 ほんとに楽しむってなんだろう。 人ではなく、八百万の神々を楽しませ、自然の恵みに感謝するために演武をする。 相撲は、現代まで連綿と続く神事である。ファンやビジネスがメインではない。 その音は、熊をも人を殺めるのをためらう音色か。 甲骨文では、地名「楽」として刻まれている。 甲骨の造形デザインが美しい。 草木がよろこんでいるようだ まさしく木々が楽しんでいる。 甲骨文には櫟の文字もみえる koiとgaku 糸をつむいで、そのあいだで、ささやくきたい。 そんな気持ちもわかるでしょう。 水分作品「音楽と恋」 楽しむ。古代と現代を繋いで、その音楽を確かめる。 地名用例が多いが、ホンモノは本物として甲骨文をしっかりtraceして造形ラインを習得し、古代文字アートは、想像力を羽ばたかせてもっと、もっと楽しめ

086 來麦 甲骨文字をつかまえて。
平成31年3月27日(水曜日)20190327太陰太陽暦02010121癸亥60 原姿力発想086草木27 來麦 来;造形を基とする甲骨文字のトレース! その基本となる「來」(来)の文字変遷↓ そして來ると麥(むぎ)、この関係は深い。 「来」は現代と同じく「往来」とい文字も刻まれており、 オーライ!そう、強い言霊なんだね。 オーライ。そうそう、3月27日。 SNSにて、たくさんの誕生日メッセージいただきました。41歳に。 こころから、この場を借りて、ありがとう。 20年以上も前にバンドデビューした時の来ムギを思い出す。 イノセンスとグローインアップは反比例する。。。 10代の頃、佐野元春翁の歌詞が好きだった。 ライ麥畑でつかまえてJ.D.サリンジャー 古代文字の表現、深まって春がまた音連れる。 原姿力発想086草木27 來麦 了。

085歴 甲骨365
平成31年3月26日(火曜日)20190326太陰太陽暦02010120壬戌59 原姿力発想085草木26 歴 一年に一度、収穫の月がある。 その禾にあわせて一年という時の区切りの歴史がはじまったのかもしれない。 イネの束をふたつ、まるで門。鳥居の様だ。 曆の文字は後発の文字だが「歴」は甲骨文字に刻まれている。 しかも三期に!人類の歴史がまわりだした、その瞬間から! 歴史は繰り返す。人は、その積み重ねから学ばなけラバ! 人類の悲しい過ちも、その痛みから、導き出した恩恵も含めて。 そう、いじめというコトバはよくない。 繰り返す歴史の深さから、根っこから根絶する知恵が必要だ。 いじめ 【意味】 いじめとは、自分より弱い立場の者を、暴力や嫌がらせによって肉体的・精神的に苦しめること。イジメ。 【いじめの語源・由来】 1.苛める→弱いものを苦しめ、痛めつけること。つらく当たりさいなむこと。 2.虐める→ことさらに厳しく扱うさま。 <文字造形言霊考> 古代文字にはな存在しないが、可能性の「可」は祈りを込めた文字。可に艸がかかり腐っていく。 虎頭は、まさしく

084 おもう 木を見る
平成31年3月25日(月曜日)20190325太陰太陽暦02010119辛酉58 原姿力発想084草木25 相 想う 憶う。思う。想う。念う。懐かしくおもう。 おもう ことはニンゲンにととって、大きな希望となる。 それは時に絶望も呼びこんでしまうかもしれない。。。 木を見て森を見ず。 しかし木の細部に目をこらして、 その細胞の奥底にの広大な宇宙もまた、 壮大な森であろう。 蘭亭序の「おもう」の考察は、前回のブログ(3月3日王羲之)にて。 木を見て、自然のエネルギーをいただく。 木にのぼって、目を見張る。監視や偵察の意味もあるだろう。 参考「乗」~古代文字 原姿力発想084草木25 相 想う 了。

083果 甲骨365
平成31年3月24日(日曜日)20190324太陰太陽暦02010118庚申57 原姿力発想083草木24 果実 果実は絵のようだ。 その造形は、見るからに、木には、多くの実が成る。 わが家の庭に、八朔の木が、一本生っているが、 たった1本の木から、数百の実がなるから、驚きだ。 身近な人におすそ分けが止まらない(笑) 古代人は、豊かな木の実に感動し、その実から学んだ。 さい は木に稔る。器の起源。ちくわ理論。 入れ物という概念は、ハロウィンのかぼちゃを刳り貫くように、 うまれたのかもしれない。 縄文土器を創った縄文人は、木になる実と共に育った。 美しい物語。 「果」をトレースする。地名用例もあり。在り! 五山にいのる。 そう、山々は神々でもあった。 澄んだ水。この大地をどっしりと、彩ってくれている。 ↑地名用例もあり。在り! その果実みのる木を丙(大きな案)にのせる造形↓ 古代において、大陸において重要な草木。 のちの古代中国の文献に伝説として刻まれるほど、 創造力をかきたてる「桑」↓ そして、祈り。サイ(口)の器を添えて、感謝! とげとげしたの